インスタグラムでのライフスタイルの発信が人気を集めるモデルの山本莉子さん(@rikoyamamoto)・フォトグラファーの白井真斗さん(@masato_shirai)が、愛媛県・内子町の「はなよめ体験」を体験されました。町並みや衣装、スタッフの対応など、当日感じた体験の魅力を伺います。
プロフィール:
山本莉子さん(右)
モデル・インフルエンサー。ライフスタイルやファッションの情報発信が人気を集める。ブランドとコラボしてのファッションアイテムデザイン・プロデュースに加え、最近は陶芸にも取り組むなど、活動の幅を広げている。
白井真斗さん(左)
大阪・神戸を拠点に活動するフォトグラファー。妻・莉子さんとの日常を切り取った自然体の写真がインスタグラム等で支持を集めている。ウェディングフォトも多数手掛けている。
◎はなよめ体験についてはこちらごご覧ください◎
はなよめ体験公式ページ
はじめての本格和装
——さっそくですが、お二人とも素敵な装いでしたね。着物選びの決め手とかありましたか?
山本さん:事前に3着まで候補を絞り込ませていただいた上で、現場で選ばせていただいたんですが、写真で見るのと実物では全然印象が違うんですね。同じ赤でも、トーンが違えば雰囲気ががらりと変わる。私は落ち着いた赤の色打ち掛けを選んだんですが、これは普段好きな色味に近かったんです。ゴールドのような派手な色は私には強すぎるかなって思って…
白井さん:僕は黒の袴をベースに、下の方にグラデーションが入ったものを選びました。結婚式の時は黒のタキシードだったので、“和装ならではの華やかさ”を取り入れたくて。シンプルなグレーのストライプよりも、この方が街並みに映えると思ったんです。
ヘアメイクも着付けもスムーズかつスピーディー!
——準備の過程はいかがでしたか?
山本さん:まず驚いたのが、ヘアメイクと着付けをひとりのスタッフさんが両方担当してくださったことです。普通は分業制が多いと思うのですが、一人の方が全てを完璧にこなされる。そして、声かけも優しいんです。その分、緊張せずにリラックスして準備ができました。
山本さん:色打ち掛けって重いイメージがあるんですが、中に着る掛下がショート丈だったり、見えない部分は軽量化されていたり。着る人のことを考えた工夫がたくさんあったんです。すごく着やすくて驚きました。
白井さん:着物を着ると、自然と背筋が伸びますよね。普段スーツは着慣れているんですが、和装には特別な緊張感がある。その緊張も良い思い出として残っています。
ーーウェディングフォトのモデルも多く経験されているお二人ですが、今回の撮影はいかがでしたか?
山本さん:最初は和装で街歩き撮影というのに少し不安があったんです。通常の撮影と違って、どうしても移動が大変なので、そんなに何箇所も回れるかな…?と
山本さん:でも実際は、カメラマンの方はもちろん、スタッフの皆さんがしっかりサポートして下さったので、疲れる前に素敵な写真がたくさん撮れました(笑)
町全体がスタジオに
——撮影中で印象に残った景色や場所はありますか?
白井さん:内子町は本当に素晴らしいロケーションです。上芳我邸の渡り廊下の抜けの美しさ、中庭、柿渋で染めた暖簾… どこも全て印象に残っています。
白井さん:特に僕が好きだったのは、上芳我邸の炊事場です。通常は撮影されない場所と伺っていたのですが、あえてお願いしました。格子窓から差し込む光が絵画のようで本当に美しかったんです。往年の朝ドラのような、懐かしくて新しい雰囲気が出ました。
山本さん:移動中、道行く人が「おめでとう」って声をかけてくださったんですよね。知らない土地なのに、まるで家族や親しい友人に祝福してもらっているような、そんな温かい雰囲気が本当に嬉しかったです。
これから体験される方へ
——最後に、「はなよめ体験」を検討されている方へメッセージをお願いします。
山本さん:ぜひ、内子町を訪れて和装での写真を撮ってほしいです。準備も撮影も、すべてが特別な思い出になります。そして、町全体が祝福してくれているような、温かい気持ちになれる。きっと、一生の思い出になる素敵な一日になるはずです。
白井さん:カメラマン目線で言うと、都会でのウェディングフォト撮影とは全然違う体験ができると思います。街の人たちの自然な笑顔や、古い町並みの温かみが、写真の中でお二人の幸せな瞬間を更に輝かせてくれる。僕自身、新郎として体験してみて、改めてこの町の魅力を実感しました。ぜひ、大切な方との思い出を、この内子町で刻んでいただきたいですね。