いかざき大凧合戦

いかざき大凧合戦1
いかざき大凧合戦2
いかざき大凧合戦3

約500統の大凧が空中に舞い上がる様子は、圧巻!

いかざき大凧合戦は約400年の歴史を持った、内子町最大の伝承行事です。小田川をはさんで、約500統の大凧が空中に舞い上がる様子に見物客は大喜び!凧に仕込んだ「ガガリ」と呼ばれる刃物で相手の糸を切りあう勇壮な戦いが繰り広げられます。毎年5月5に行われるこの行事は県無形民俗文化財に指定されています。

合戦のルール6ヶ条

1条 合戦は五十崎側と天神側に分かれ、川をはさんで対戦。
2条 「ガガリ」は凧1統に1個とし「ガガリ」「凧糸」共に凧合戦本部作製のもの以外は禁止。
3条 合戦中凧がからんだまま地上に落下した際、相手方の糸に手をかけたり、根付より5m以内に入って引っ張ってはならない。
4条 凧の尾へ必ず受付番号をはって合戦し、切り取った凧は、相手方に返却する。
5条 空高く上げて合戦した凧を対象に審査員が審査を行い、技能ありと認めたものに限り技能賞として記録し、技能点数集計により入賞者を決定する。
6条 技能ありと認められた勝者には2点、敗者には1点とする。特に技能ありと認められた勝者には4点、敗者には2点とする

子どもの健やかな成長を願い「出世凧」を上げる

そもそも大凧合戦の生い立ちは、生まれてきた子どもが元気で健やかに成長するようにとの願いをこめて、大凧に子どもの名前を書いて空高く舞い上げたことから始まったもの。今も大凧合戦の日に『初節句行事』として引き継がれ、豊秋河原でたくさんの子どもの名前が書かれた「出世凧」が上げられています。

常時約400点の凧を展示 五十崎凧博物館

日本の凧はもちろん、世界各地の凧が常時約400点ほど展示されている凧博物館。巨大な凧を間近に見ることができるように展示スペースが工夫されています。「ガガリ」などの珍しい道具や多数資料が公開され、凧の魅力を伝える場所となっています。予約をすると凧づくり体験(有料)ができます。

詳細はこちら
開催地 内子町五十崎 豊秋河原
電話番号 内子町役場 町並・地域振興課 0893-44-2118
開催時期 毎年5月5日(雨天時は延期)
駐車場 有(約1200台 無料)
料金 どなたでも凧あげできます(有料)

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