和紙の文化と農村の暮らしに触れる

内子町の南東部にある五十崎(いかざき)地区は和紙の文化が残る地域です。

手漉き和紙工場や凧博物館を巡って和紙に触れるとともに、遠くを見渡せる龍王公園の展望塔、

泉谷の棚田で眺望を楽しみ、廃校を活用したカフェやユニークなお店を訪ねます。

スタート

内子・五十崎インター
スポット 1 龍王公園(りゅうおうこうえん)
車で約5分

龍王公園は、小高い丘にある豊かな自然が広がる地区公園です。
野球場をはじめ、レクレーションやスポーツを楽しむ場として、広く町民に利用されています。公園内にある展望塔からは内子地区や五十崎地区が一望できます。紅葉スポットとしても人気の場所です。

スポット 2 いかざき凧博物館
車で約3分

大凧の迫力に感動!懐かしい凧あげを体験してみよう

五十崎(いかざき)地区の伝承行事として有名な大凧合戦。そんな凧の魅力を知りたい方は、日本や世界各地の凧を集めて、常時400点を展示している「五十崎(いかざき)凧博物館」へ。館内に入ると目に入ってくるタテ7m、ヨコ6mある「大凧」は迫力満点。合戦に使用される「けんか凧」や凧糸に付ける独特の刃物「かがり」などの道具が間近で見られ、凧文化に触れることができます。「凧づくり」体験(2,000円)ができ、館内では貸し凧(無料)も行っています。近くには河川敷があるので、凧あげを楽しんでみてはいかがでしょう。

■休館日:月曜日

スポット 3 天神産紙工場
車で約5分

今も伝統技法が受け継がれている和紙づくり

清流小田川の水を使用して、伝統の「流し漉(す)き」の技法で和紙を生産している現役の手漉き和紙工場。平安時代から作られていたといわれる「大洲和紙」は、今でも地元の伝統工芸士と職人により手作業で丁寧に作られています。書道用紙・障子紙のほかにも、五十崎町の伝承行事の「大凧合戦」に貼られる凧紙なども製造しています。工場内は和紙の製造工程の見学や紙漉き体験(要事前予約)などができます。職人さんが親切に手ほどきしてくれるので、初めての方でも気軽に和紙を作ることができますよ。敷地内にある大洲和紙会館ではかわいいメモ帳や小物などを販売。特に書道半紙は品質が良く人気です。

■工場見学・体験は平日のみ

■ギャラリーショップは土日もオープンしています。

スポット 4 みそぎの里
車で10分

懐かしの校舎で魅力的なお店めぐり

2014年に閉校した旧御祓小学校の職員室を活用し、地域のお母さんたちによるカフェを月に2回営業しています。小学校の雰囲気が残る空間や、旬の食材を使った等身大の「みそぎのお家ごはん」は、懐かしくてほっこりできると親しまれています。基本的には第二と第四日曜日のみの営業です。詳しくは公式ページでご確認ください。

施設内には、和紙と印刷のお店、世界の手漉き紙を扱ったものづくりが体験できるお店、自家焙煎コーヒーと古道具のお店、和紙を使ったアクセサリーのお店のほか、自由に見学ができるアトリエやギャラリーなどがあり、様々なテナントが旧校舎に集まっています。
※テナントさんの営業日は各店舗のSNSなどでご確認ください。

スポット 5 泉谷の棚田
車で約15分

山の急斜面に95枚の水田が広がる泉谷の棚田は、「日本棚田百選」に選ばれたほど美しい景観。年中尽きることのない大清水に恵まれており、最高級のお米が収穫されています。見事に積まれた石積みの棚田からは緑が映える風景、稲穂が黄金色に輝く風景、水が張った棚田に夕陽が映り込んで朱色に染まる風景とそれぞれの季節の表情を楽しむことができます。

※道中の道幅が大変狭い箇所がありますので十分に気を付けて運転してください。

ゴール